Dessin Study|形象と立体の探求
- 夏目シュウ

- 9月16日
- 読了時間: 1分
デッサンを考察するのはとても好きなので、定期的に「探求の記録・健忘録」として書き留めていこうと思います。
今日は、男性の顔のデッサン。
表現テーマとしてなるべくシンプルを心掛けつつ、立体感をしっかり描きながら、男性特有の良さも研究したいと思いました。

男性らしさのフォルムで意識した点
あごの大きさ
首の太さ
目と眉の位置関係(ほりの深さ)
のどぼとけや首の骨格感
これらをどう描くかで、印象は大きく変わる。言い換えれば、ここにこそ創造の余地があると感じます。
形としての注意点
顔の正面と側面の「面積差」をうまく描き分けること。
口の立体は中心をしっかり意識して、正面からズレないように。
遠い側(口・目・あご)は小さくなっていくので、全体のバランスを先に決めてから細部に入ること。

気付き
影だけが立体を生むわけではない。
線と形の力が、遠近や奥行きを鮮やかに立ち上げる。
そこに気づいたとき、対象はよりシンプルに、そして自由に見えてくる。
描いた痕跡をメモとして残すこともまた、ひとつの探求のかたちになる。
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