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Dessin Study|形象と立体の探求

デッサンを考察するのはとても好きなので、定期的に「探求の記録・健忘録」として書き留めていこうと思います。

今日は、男性の顔のデッサン。

表現テーマとしてなるべくシンプルを心掛けつつ、立体感をしっかり描きながら、男性特有の良さも研究したいと思いました。



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男性らしさのフォルムで意識した点

  • あごの大きさ

  • 首の太さ

  • 目と眉の位置関係(ほりの深さ)

  • のどぼとけや首の骨格感

これらをどう描くかで、印象は大きく変わる。言い換えれば、ここにこそ創造の余地があると感じます。

形としての注意点

  • 顔の正面と側面の「面積差」をうまく描き分けること。

  • 口の立体は中心をしっかり意識して、正面からズレないように。

  • 遠い側(口・目・あご)は小さくなっていくので、全体のバランスを先に決めてから細部に入ること。

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気付き

影だけが立体を生むわけではない。

線と形の力が、遠近や奥行きを鮮やかに立ち上げる。


そこに気づいたとき、対象はよりシンプルに、そして自由に見えてくる。


描いた痕跡をメモとして残すこともまた、ひとつの探求のかたちになる。

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