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『線』と『ノイズ』が美しい画家、佐伯祐三
「本質を表現するために何を選択するか」。画家・佐伯祐三が遺したノイズと、躍動する線の正体に迫ります。師を亡くし迷う私を救った自画像の真実。技術論を超えた、表現者としての「這いずり回る時期」の真価と、原画から受け取った勇気を綴ります。
5月10日


クロッキー |ModeCroquis:10分から1分へ。時間のグラデーションが映し出すもの
|ModeCroquis|しなやかなポーズが浮上る 2026年3月8日。 少しづつ寒さが和らいできた今日この頃。 日が差すと暖かく、近くの木津川の水面が穏やかで美しい、小春日和の日曜。 大阪・江之子島文化芸術センター。 3か月に一度開催されている、画友の佐上まりこさん主催の「ちいさなクロッキー会」に参加してきました。 今回は、女性モデルを囲んで。 刻一刻と変わるポーズに向き合う時間は、デッサン家としては実物を肉眼で確認し研究できる有意義な場であり、創作家としては色々な刺激(場の空気感・緊張感・想像力...)を受けられる貴重な時間です。 ■ 速く描くということ|デッサンとクロッキーの違い 【細部を追えない1分間】だからこそ、対象の大きなボリューム感(塊としての捉え方)が鮮明に見えてくる 「デッサン」と「クロッキー」という言葉は、しばしば、ほぼ同じ意味で使われますが、明確な違いがあります。 デッサン: 形を捉えること。立体感(遠近感)を再現すること。また、そのために「物体」「空間」を研究・その構成を理解する行為。時間的制約は関係ありません。 クロッ
3月12日


丙午(ひのえうま)の熱にライドして。―「シン・ゴジラ」と保身の破壊。
2025年の年の瀬。 クリスマスも過ぎ、今年も残すところ3日になりました。 来年の干支は「丙午(ひのえうま)」。 60年に一度巡ってくる、強い火のエネルギーを持つと言われる年です。 その情熱的でパワフルなイメージをテーマに、一つアート作品をと絵筆を取りました。 私はいつも描くときに、考えすぎないように、 その時の感覚 だけを頼りにするよう心がけています。 そうして無心で筆を動かし、出来上がったのがこの絵です。 「破壊と挑戦の胎動」 丙午をテーマにした抽象画。赤と青のコントラストが強いアート作品。 描き終えて眺めてみると、なんだか怪獣がいろいろなものをぶち壊していくような、荒々しい絵になりました。 実は先日、今更ながら映画『シン・ゴジラ』(2016年公開)を観たんですよね。 観始めると庵野秀明(総)監督らしいテンポの良さに引き込まれ、ゴジラが暴れまわり、既成概念などお構いなしに全てを飲み込んでいく様には、人のエゴや抗えない無常観を強く感じました。 『シン・ゴジラ』(英題: 『Shin Godzilla』、『Godzilla Resurgence』
2025年12月28日


クロッキーの魅力。モードクロッキーとしての裸婦表現。
江之子島文化芸術創造センターで開催されたヌードクロッキー会の記録。夏目シュウによる「モードクロッキー」の実践を通じ、モデルの生命感と洗練された線が交差する瞬間の呼吸を公開しています。描くことのライブ感と、ミニマリズムを追求した独自の筆致をぜひご覧ください。作品の詳細は公式サイトにて順次更新中です。
2025年12月18日


Dessin Study /デッサン研究|形象と立体の探求-男性・顔―
デッサンを研究・考察するのはとても好きなので、定期的に「探求の記録・健忘録」として書き留めていこうと思います。 今日は、男性の顔のデッサン。 表現テーマとしてなるべくシンプルを心掛けつつ、立体感をしっかり描きながら、男性特有の良さも研究したいと思いました。 |男性 顔 / デッサン研究|「影」という情報を削ぎ落とし、純粋な「形」の探求に特化したスタディ。 【考察】顔・男性らしさのフォルム あごの大きさ 首の太さ 目と眉の位置関係(ほりの深さ) のどぼとけや首の骨格感 これらをどう描くかで、印象は大きく変わる。言い換えれば、ここにこそ創造の余地があると感じます。 【構造】形としての注意点|デッサン研究 顔の正面と側面の「面積差」をうまく描き分けること。 口の立体は中心をしっかり意識して、正面からズレないように。 遠い側(口・目・あご)は小さくなっていくので、全体のバランスを先に決めてから細部に入ること。 【発見】気付き 影だけが立体を生むわけではない。 線と形の力が、遠近や奥行きを鮮やかに立ち上げる。 そこに気づいたとき、対象はよりシンプルに、そ
2025年9月16日
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