top of page

丙午(ひのえうま)の熱にライドして。――「シン・ゴジラ」と保身の破壊。丙午-アート-挑戦


2025年の年の瀬。


クリスマスも過ぎ、今年も残すところ3日になりました。 来年の干支は「丙午(ひのえうま)」。

60年に一度巡ってくる、強い火のエネルギーを持つと言われる年です。

その情熱的でパワフルなイメージをテーマに、一つアート作品をと絵筆を取りました。


私はいつも描くときに、考えすぎないように、その時の感覚だけを頼りにするよう心がけています。

そうして無心で筆を動かし、出来上がったのがこの絵です。



2026年の干支・丙午(ひのえうま)をテーマにした抽象画。アクリルフレームに額装された、赤と青のコントラストが強烈な情熱的アート作品。
「破壊と再生の胎動」 鮮やかな赤が、既存の枠組みを突き破っていく。2026年へのプロローグ。

描き終えて眺めてみると、なんだか怪獣がいろいろなものをぶち壊していくような、荒々しい絵になりました。


実は先日、今更ながら映画『シン・ゴジラ』(2016年公開)を観たんですよね。

観始めると庵野秀明(総)監督らしいテンポの良さに引き込まれ、ゴジラが暴れまわり、既成概念などお構いなしに全てを飲み込んでいく様には、人のエゴや抗えない無常観を強く感じました。



映画『シン・ゴジラ』(2016年公開・庵野秀明総監督)の公式ポスタービジュアル。赤背景に黒いゴジラのシルエットが描かれたデザイン。
『シン・ゴジラ』(英題: 『Shin Godzilla』、『Godzilla Resurgence』)2016年の日本の怪獣映画。庵野秀明脚本・総監督、樋口真嗣監督・特技監督による特撮映画。




観終わった直後は「テンポが良くて見やすかった」「古い体質は足かせになるな」といった表面的な感想だったのですが、自分の描いた絵を見て、ようやく腑に落ちたのです。



「私は、固定概念をぶち壊していくあの爽快感に、魂が共鳴(ライド)していたのだ」と。

伝統や培ってきたものが持つ価値は、決して否定されるものではありません。 けれど、現状を維持することや「保身」ばかりを優先していては、新しいモノは生まれません。


この絵には、自分の中の停滞への苛立ちを払拭したいという願いがこもっている気がします。



丙午を迎える2026年。

失敗を恐れず、保身の殻を壊し、新しいものへ挑戦し続ける。 この年の瀬に、そんな決意を新たにしました。











自作の壁掛け時計と、アクリルフレームに額装した丙午のアート、石に描いた猫のオブジェが並ぶトイレのインテリア。
「時の重なり」 自作の時計の下に、新作を据えて。


最後に。この作品を我が家の「お気に入りの場所」に飾ってみました。


ここはトイレの一角。実は、後ろにある大きな時計も、手前にある猫をモチーフに石に描いた立体作品も、数年前に私が作った自作の品々です。

数年前に制作した、石の形を活かして猫をモチーフに描いた立体アート作品。手作りの温かみがある石のオブジェ。
「静かなる守り神」 数年前の自分が生み出した猫たち。新作の熱量を、静かに受け止めてくれている。

数年前の自分が作った「静」の作品たちと、今の自分が生み出した「動」のエネルギー。

新旧の作品が同じ空間で共鳴している様子を眺めていると、不思議と心が整います。


トイレという、一息ついて自分に戻る場所。

ここでこの景色を眺めるたび、「失敗を気にせず、保身の心を壊して新しいものへ挑戦しよう」という決意を、静かにでも確かに思い出すことになりそうです。


2026年、丙午-アート-挑戦。

皆さんはどんな「破壊と創造」を夢見ますか?

コメント


bottom of page